第68回アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス
東京芝1800メートル。今年は8頭立てとG2競争にしては少し寂しい。1着馬にはエリザベス女王杯の優先出走権が与えられる。
中心は昨年のオークス馬ラヴズオンリーユー。今年初動のヴィクトリアマイルは7着と大敗し、鳴尾記念では人気を集めるもハナ差2着と不完全燃焼が続いたが、それでも実績は十分。巻き返しに期待したい。唯一55キロを背負うがそこまでマイナス材料にはならないだろう。
対抗はトロワゼトワル。前走の京成杯オータムハンデでは、3歳牝馬の有力馬スマイルカナをハナ差退け同レースを連覇。横山典とのコンビでは5戦3勝2着1回。距離延長がどうでるか。
3番手はフェアリーポルカ。春は中山牝馬ステークス、福島牝馬ステークスと1800メートルの重賞を連覇。前走のクイーンステークスでは6着に敗れはしたが、1着馬から0.2秒差と悲観する内容ではない。
外せないのはダノンファンタジー。昨年のローズステークス(阪神芝1800メートル)をレコードで勝利しており、前2走も掲示板は外していない。